分からせ調教 2・愛

 龍之介さんが、最後に腰をぐいっと突き出した時に、あたしのアソコにぴゅっと何かちょっとだけ出てきた感じがあった。あれが最後だったのかな。
 あたしはすごい気持ちよかったんだけど、龍之介さんはどうだったんだろう……。すごく深く息を吐き出してたけど、あれは、どっちの気持ちなんだろうな……。
 そんなコトを考えていると、龍之介さんがアソコからアレを抜いた。またちょっと、アソコからドロッと精液が垂れた。でも何か、電車の中の時と気持ちが違うような気がする。よく分かんないけど。
 また、龍之介さんが頭を撫でてくる。それから両手につけていた手錠を外した。えっ?
 そのあと、さっきまで椅子の肘置きにガムテープ でぐるぐる巻きにしていたあたしの両足を自由にするつもりなのか、ガムテープをはがしていく。
 どういうこと? あたし、負けたから、解放してもらえないんだよね……。
 今さらながら、勝負に負けてしまったんだ、っていう思いと、解放されないのだ、という思いが出てきた。とは言え、負けた悔しさとか、どうにもならない絶望的な感情とは少し違う気がした。
 龍之介さんの作業が終わったところで、こう聞いてみることにした。
「あのっ……。負けちゃったから、解放……。なし、です よね……? あたしっ……。」
 解放されない(してもらえない)というコトは理解しているつもりなんだけど、椅子に固定していたのを外して、一体どうしようというのだろう?
 そうこうしているうちに、足が自由になる。蘢之介さんは、あたしの両足を床につけると、手を引いて立ち上がらせた。
「解放? しねーよ。」
 その言葉を聞いて、心の中でうなずいた。そうだよね。うん。
「でも、いつまでも椅子にしばりつけとくの、こっちがやりたいコトできねーからよ。ホレそこのテーブルに手ェついて、足、ちょっと開いて立てよ、愛。」
 何か言われた。テーブルに手をついて、こう? で、足をちょっとひらいてって……。こう?
 何のためにこんなコトをさせるんだろうと思ったので、言われた姿勢のまま、振り返って尋ねてみた。
「あの……。何するんですか……っ?」
 ところが龍之介さんは何もこたえない。そのまま後ろからあたしに抱きついてくると手を前にもってきて、またおっぱいを揉み始めた。あっ、だめっ、また気持ちよくなっちゃうっ……。
 そう思っていたら、後ろから抱きついてきた龍之介さんのアレが、あたしのお尻にぴったりくっついた。あっという間にアレが大きくなるのが分かった。うそ……。またこんなに?



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