チンポ洗い始めました。

 最近は便利になったとは思っていたけど、コンビニでもこういうサービスが受けらえるようになったとは驚きだ。
とはいうものの、目の前の女性店員にそれを告げるのは意外と勇気がいるものだ。
とりあえず、ごまかしの缶コーヒーとサンドイッチを買い、レジに並ぶ。

「次の方どうぞ」

ショートカットの似合う、女子大生くらいのかわいい女の子にそう言われ、ちょっとドキッとしながら買い物かごをレジ台に置く。
「○○円です。」
そう言われ、財布を取り出して支払いをしようと思いつつ、言わなきゃいけない一言を口から出そうとした瞬間。
「今日から、こちらのサービスも始めているのですが、よろしかったらご一緒にいかがですか?」
ショトカの女の子は、笑顔でレジ横の壁に貼ってある紙を指差した。
そう、俺が頼もうと思っていたそのサービス。

「洗い、はじめました。」

彼女の笑顔につられ、思わず、ハイお願いしますと返事をしてしまう。
そうでなくてもこちらからお願いしたかったくらいなのだから当然と言えば当然だ。
彼女は、驚きもせずに対応してくれた。
「かしこまりました。ではこちらの商品はいったん横に置かせていただきますね。
お客様はこちらの椅子のコーナーへどうぞ」
そういうと、つい立てで囲まれたコーナーに案内され、そこの椅子に座るように促された。
さすがに、外から丸見え、だったらどうしようと思っていたが、つい立てがあるだけありがたい。
「用意をしてまいりますので、少しだけお待ちくださいね」
と言うと、彼女はレジに戻り、洗面器とかボディウォッシュとかタオルとかを持って戻ってきた。
「それでは、はじめさせていただきますね。
今日はありがとうございます。バイトの花房と言います。」

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