愛 調教編 3・愛

 暴れてあばれて、抵当してはみたものの、結局は押さえられてまたアイマスクをつけられてしまった。
 見えない、ということは、男が何をしてくるめ分からないのだし、何よりタイマーが分からなくなってしまったのが一番困る。こんな時、体内時計なんてアテにならないのだから。
 変に身体を動かしたものだから、どうも様子が おかしい。汗が止まらない。
(ハメられたんだ……。)
 そんなことを思っていると、さっきと同じように、クリトリスに貼り付けられたヤツが震えた。
「!!」
 キツい。刺激が強くなってる……。でも、震えるのはすぐ止まった。2、3秒くらい?
 静かになっているが、刺激を受けた身体はずっと心臓がバクバクしている。それと、次は何を仕掛けてくるのだろうと身構えているから、余計にドキドキしてしまう。
「クリの次は、デカパイ、と……。」
 男の呟きが聞こえた。おっぱいをどうにかしようと思ったから、さっき何か変なのを塗ったんだ……。
 こんな時におっぱい刺激されたらヤバそう……。と 思っていたら、違う所が。
 アソコの中の棒が、小刻みに激しく前後した。
「う……。○×△!!」
 言った通りにしてくるワケはないと思っていても、気を抜いている所への刺激は想像以上にキツい。
 小刻みな振動が止まってすぐ、身体を背もたれにくっつけて、息を吸いこむ。深呼吸をしようと思っても、浅い呼吸のくり返ししかできない。
(言葉通りにやらない……。前と同じ手ね、ひきょうなヤツ……。)
「バイブ、気持ちいいだろ、愛? じゃ、今度こそ、デカパイな?」
 男がそう言った。だまされない。また違うところを仕掛けてくる……。えっ!?
 EMSからの強めの刺激がきて、おっぱいが波打つ。
「んひっ!?」
 驚いた。
 今までのEMSの刺激よりも、さっきの2箇所の刺激よりも強かったから。
 それと、男の言葉通りにおっぱいが揺れたから。
 さっき塗り込まれた変なクリームのせいで、おっぱいが敏感になってしまっている。そこに強めの振動がくるんだから、たまったものじゃない。
「んっ、はぁ、はぁっ……。」
 多分、2、3秒だと思うんだけど、短かい間にキツめの刺激がくる。一瞬だから何とか耐えられる気もするけど、マジでキツい。
 次までの間、少しでも休もうと思って背もたれに寄りかかってぐったりなっていた。



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