続・痴漢電車 2・愛

 男が姿を消したので、一人で焦っていたが、裸にされてしまったのでは逃げるのもむずかしい。
 と思っていたら、男は両手に何やらいろいろ抱えて戻ってきた。
(何されるか分かんないのに、一人にされるよりはましだと思っちゃう。戻ってきてくれてホッとしてる、 あたし……?)
 
 男は何も言わず、あたしの足をもち上げると、椅子の肘おきにのせた。右足も、左足も。
 え、ちょっと、こんな格好、丸見えっ……。
 慌てて足を閉じて、アソコを隠そうとしたら、 笑っている男に足をおさえられ、それを止められてしまった。
『閉じていいなんて言ってないぞ、愛?』
 男のその声でまた身体がビクってなる。
 閉じるなと言ったあと、男は肘おきと太ももをくっつけるようにガムテープでぐるぐる巻きにしてしまった。
 こんな風にされたらマジで隠せない……。
 男に中出しされてしまったアソコからあふれて垂れた男の精液は、歩いている間に太ももを伝ってそのあと少し乾いたみたい。
 太ももに貼りついて白くカピってなってる。本当に中出しされちゃってる……。
 お尻の穴の中のアレはほぼノータッチ。スイッチを切るどころか、弱くすらしてくれないという。
『何回見てもデカいおっぱいだな、しかし……。』
 男はそう呟いた。
 失礼な……。好きでデカくなったんじゃないし。
 とか言って、おっぱいしか見てないクセに、男って。
 と、思っていると、何やらコードがつながったシールのようなものを取り出してきて、それをあたしのおっぱいにペタッと貼りつけた。
 これって、もしかしてあれじゃないの、通販とかでよくやってる腹筋きたえるヤツ……あのEMSとかいう……。何でおっぱいに付けてんだろ、と思った時に、EMSのスイッチが入った。
 そんな強い刺激ではないけど、数秒間隔で、ぴくぴくとおっぱいが揺らされる。
「 んんん……。」
 何だかお尻の方の刺激よりもこっちの方が気持ちいいような気がして、声がでちゃった。
 おっぱい・弱いのかな、あたし……。
 男は、あたしのお尻に入れたのより少し小さめのもの(大人の玩具?)を手にすると、反対の手でゆっくりあそこを撫でてきた。
「んむううう……。」
 あそこを撫でながら、同時に上の方のクリトリスもいじってきた。
 そこに、先ほど手にもっていた小さい何かを押しつけると、絆創膏でそれをクリトリスに固定した。まだ不十分だと思ったのか、男はそれをさらにサージカルテープで止めていく。
 男は、それが固定できたのを確認すると、鼻の下をこすり、それのスイッチを入れた。
 同じように、少し間があいて、ピクピクと震える。
(これの刺激は、お尻とかおっぱいの比じゃないよぉー……。)
 歯をくいしばって、何とか声を我慢しようとするけれども、これは無理っぽい。

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