何とか頑張って耐えてはいるんだけど、この棒の動きがすっごいキツい。
マジでお腹を内側から持ち上げられてるみたいなんだけど……。
ガンガン激しくお腹の奥の方を突いてくる棒の動きに身体がもっていかれてしまって、止められない。
棒がアソコに出入りするのに合わせて腰が揺れる。そして、それと同時に、我慢しきれない 声がもれでちゃってる。
ぐいッ、と大きく棒にアソコの奥を突かれる。
「んうう……。」
気を抜いた時だったので、ちょっと大きな声が出てしまった。ヤバイ……。
また、何かを仕掛けてくるんじゃないか、と身構えていたら、棒の動きが止まった。
えっ……?
拍子抜けしたが、とりあえず動きが止まっている間に深呼吸をしておかないと、と思ってゆっくりと息を吐き出した。
「んふうううっ……。」
深呼吸をくり返していると、いきなり男の手がおっぱいに当たった。
またおっぱいに何かをしてくるのかと思ったら、そうではなく、EMSのシールをはがそうとしていた。
「ぐうっ……。」
粘着のシールがしっかり貼りついていたので、男が力でそれを強引にはがそうとひっぱるから体を前に持っていかれた。
何とかはがれたものの、力ずくでやられたものだから痛く感じてしまった。もう少し優しくできないの……。
男は、EMSをはがした後、今度はあたしにつけているアイマスクを外そうとしてきた。
「!?」
何の説明もなく、急にアイマスクを外される。室内の照明が変わったわけでもないのに、やっぱりまぶしく感じてしまって顔をしかめた。
男は、しかめっ面をしているあたしを見ても何も言わない。それどころか手を伸ばしてきて、アゴに手をかけると、斜め上を向かせた。
そのまま、あたしの目を見て、ニヤッと笑った。
この笑いは何を意味しているんだろう……。
それを考えようと思ったあたしの視界の端の方で、男がまた変な色のドリンク剤のビンを開けようとしているのが目に入った。まだあったの?
男はそのビンの中身を一息に口の中にためると、そのままあたしの顔に近づいてきて、キスをしてきた。
(んううつ……?! また変なの飲ませるのっ!?)
男の口の中にたまっていたドロッとしたものが、そのままあたしの口の中に流れこんでくる。もおォ……。
今から思えば、吐き出してやればよかったのだけど、それをせずにあたしは口の中のものを飲みこんでしまった。
(あ、飲んじゃった……。)
そう思っていると、男はあたしの口をふさいだまま、舌を動かしてきた。うう、気持ち悪い……。
ディープキスをするみたいにベロベロと舌を絡めてくるし、さらには人の歯をなめてくるし……。もう最悪……。でも、気持ち悪いって思っているハズなのに腰がモジモジしてしまっていた。おかしい……。
声が我慢できない。こんな嫌なコトされてるのに。
男がやっと唇を離した。じっと顔を見られるのが恥ずかしくて顔が赤くなっている気がする。アイマスクがなくなると、見られていることが分かるから、なんか恥ずかしくなる。それがバレるのも腹が立つので、睨み返してやった。でも男はあたしが睨んでも気にするでもなく、こう言ってきた。
「いい顔してんな? そんな気持ちいいか?」
「ふざけないでよっ! あんたが変なの飲ませたりするから……。」
売り言葉に買い言葉、的な感じで即座に言い返した。言い終わったあとも男を睨んでいたら、また唇をふさがれてしまった。
唇をふさがれ、また声を出してしまった。
男が、今度は日焼け止めみたいなビンを持っているのが見えた。そのビンの中身、あたしに見せつけるように、ゆっくりとおっぱいに垂らしていく。
オイルだか何だか分からないものを大量にあたしのおっぱいに垂らしてから、それをワザと丁寧に、すり込むように塗りたくってくる。
「んぐぅ……。ちょっ、やめて。また、何か変なものをっ……。」
上ずりそうになった声をごまかそうと顔をそむける。変な声が出ちゃうと恥ずかしいので、唇をかんでおく。おっぱいを触られているだけなのに、すごく背中がぞくぞくする。必死で体を離そうとしても手も足も動かせないから限界がある。
そうこうしているうちに、男は乳首と乳輪にまでクリームのようなものを塗り込んだのだ。
(くっ……。こんな時に限ってそんなトコロっ……。)
おっぱいを丹念にマッサージするかのようにオイルみたいなものを塗ってきたあとに、器用に指先で乳輪をなぞるようにクリームを塗りこんでくる。
おっぱいを触られた時よりも背中のぞくぞくがすごい。
「ちょっ!? 何すんの!? そこはっ……。ダメだって……。」
乳輪だけに止まらず、男の指先は、すでにかたくとがっている乳首を、ゆっくりと転がすように剌激し、爪の先で軽くそこを弾いた。
「ひうっ……!?」
その刺激を受けて、あたしの身体が大きく跳ね、また椅子が倒れそうになった。

官能小説ランキング
コメント