愛 調教編 7

 ぱっとバイブのスイッチを確認すると、4分の3くらいのところになっている。普通に考えたら、かなり強めなのは間違いない。
 ほんのしばらくの間、愛の腰の動きを見て、気持ちよさそうな声を聞いておく。うん、なかなかいい感じになってきたじゃないか。
(そろそろ仕上げるか……?)
 バイブの動きに合わせてガクンガクン揺れる体と、ビートを刻むようなあえぎ声をもっともっと楽しんでもいいのだが、ここらでまた、楽しみ方を変えることにした。
「んう……。」
 ちょっと大きな声が出たのをきっかけに、バイブのスイッチを止めた。
「んふう……。」
 スイッチが止まって、奥を責められなくなったので、愛は大きく息を吐き出した。
 前のように、どうしてスイッチが止まったのかとパニックになることはなさそうだ。
 俺はゆっくり手をのばすと、愛のデカパイに貼りつけ ていたEMSのシールをひっぺがした。
「ぐうっ……?」
 ちょっと乱暴にはがしたせいか、愛は眉をひそめて声を出した。
 その後、俺は愛につけていたアイマスクも外してやることにした。
「!?」
 何の前触れもなく、いきなりアイマスクを外されて愛はまぶしそうに顔をしかめた。
 まあいいやと思って、愛のアゴに手をかけると、くっと軽く顔を上向かせる。一旦愛の目を見てニッと笑ってから、二本目の媚薬のビンを開ける。
 中身を一気に自分の口に含むと、愛の唇をふさいで、そのまま中身を口移してやる。
 目を白黒させながら、愛は口に入れられた媚薬を飲み干した。そう、それでいい。
 俺は、愛の唇をふさいでおいて、自分の舌を大きく動かした。舌の先で愛の口の中を犯すようにだ。
 自分の舌を愛の舌に絡めたり、舌の先で上下の前歯を撫でたり、上あごをなめたり……。
 そんな風にしていると、また愛の体がモジモジ動きだし、唇のすき間から声がもれ始める。
 愛の口の中を堪能した後、ちょっと顔を離すと、赤い顔をした愛がしっかりと俺を睨んでいた。
「いい顔してんな? そんな気持ちいいか?」
「ふざけないでよっ! あんたが変なの飲ませたりするからっ……。」
 へえ、薬のせいだってコトには気づいていたのか。まぁ、だからといって何が変わるワケでもないけど。
 そんなコトを思いながら、また愛の唇をふさぐ。
 唇をふさいでも、愛の声は止まらない。
 その声を聞きながら、今度はデカパイにローションを垂らしていく。EMSのシールをはがしたので、デカパイ全体 に丹念に塗り込んでやる。
「んぐっ……ちょ、やめっ。また何か変なものをっ……。」
 媚薬を塗り込んでいるのが分かったのか、それとも触られることへの反応を知られたくないのか。ともかく愛はなんとか抵抗しようとしていた。まぁ、手も足も動かせないのだからどうすることも出来ないのは分かっているハズだが。
 ついでに、愛の反応を楽しみながら、両方の乳首にも追加のクリームをたっぷりと塗りこんでやる。
 そのまま、乳輪にもクリームをしっかり塗り、ついでに乳首を指でつまんでもであそぶ。
「ちょっ!? 何すっ……。そこっ……。ダメっ……!!」
 乳首をいじられると、さっきバイブを動かしていた時よりも大きく愛の腰が跳ねた。
 相変わらず、感度のいいコトだねェ……。



官能小説ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました